私について2
前回までのあらすじ(ドラゴンボールのテーマ
新卒で飲食業界に入るもやはり体調をくずした私
仕事を辞めてすぐ再就職するも、たちの悪い会社に捕まり不当解雇の目に合う
体調も回復しないまま転職活動を続け、ついに内定を勝ち取るのだが、、、
受けた会社は珍しくも発掘作業と発掘した出土物の保存や修復をしている会社だった。
学芸員の資格を持ってるくらいだから、専門ではなかったけど、文化財に興味はある。
私はここで文化財に携わる仕事をするために学芸員の資格を取ったんだ!と思って、ダメ元で面接を受け、運良く合格!
ただ、発掘というのは全国で作業されているので、出張が多いとのこと。出張が多くたって色んな土地に行けるのはいい経験になりそうだからいいやーくらいに思っていた。
しかし、蓋を開けてみたら勤務地は地元から遠く離れた、行ったこともないその会社の本社。
研修で本社に来てもらうかも、とは聞いていたがそので勤務とは全くの寝耳に水。。。
ま、まぁ、知らない土地で働くにしても文化財の勉強ができるならいいよね!地元は悪いことが多くて嫌な感じだったから遠くに行けるのはいいことだよきっと!
って思って、渋々と本社へ。
しかし、配属されたのは建設コンサルタント部門の設計部。全然専門外の仕事を任されることになってしまったのである。。。
私はマイナスに起きてしまったことをプラスに捉えなおすことはそこそこできる人間だと思っていた。
専門外で土木のどの字も知らない状態で、全く知らない土地にひとりぼっちで放り込まれて、
それでもなんとかやっていこうとしたけど、やっぱり体調は悪化。
1年くらい経った時に体調を崩して、冬に傷病休暇をとり1週間丸々休み、その後も午前中休んで出社することが多くなってしまった。
午前中突然休むことが多くなってしまったので、やはり会社から注意を受けた。仕事に復帰したときに無理をしないでと言われたから無理しなかった結果なんだけども、仕方ないなと思った。
でもその時に言われた言葉で私は今まで肯定的に考えていた気持ちがすべて覆ってしまった。
”病気の人間を雇う義務は会社にはないから"
まるで私が勝手に病気になったかのような言い草。
誰のせいでここまでになったと思ってるんだって思ったらより頭がおかしくなっていった感覚がした。
このときから私は会社の思い通りに動く奴隷として雇われたんだって考えるようになり、日に日に頭がおかしくなっていった。
それから1年経って、今に至る、といった感じですね。。。
今思えば、違う部署に配属ですって言われた時に辞めればよかったんだよね、、、
でも引っ越しも済んでたし、新しい土地で過ごすことにワクワクしていた気持ちもあったから、肯定的に捉えて頑張ろうと思ってたけど、そう考えるのは良くなかったのかなぁって思ったり。
ただ、ここに来たこと自体は悪くなくて、いいところだし、今の相方にも出会えたのはとても大きいこと。
友達とは離れ離れでなかなか会えないのは寂しいけどね。
とまぁ、こんな感じで今生きてるんだけど、正直体調悪いときはなんで生きてるのかもわからないときがある。そんなことを繰り返しながらまだ生きています。